平成29年度日本指圧学会 夏季学術講習会 ・ 実技研修会が開催されました

 平成29年7月23日、明治大学和泉総合体育館の講義室並びにスポーツルームC(柔道場)にて、日本指圧学会夏季学術講習会・実技研修会が開催された。
 午前中に学術講習、午後に実技研修の2部構成で行われた。

 学術講習は、佐々木良氏(日本指圧専門学校 55期卒業生)による「腰椎椎間板ヘルニアに対する指圧療法の効果」、宮下雅俊氏(日本指圧研究所 世田谷指圧治療院てのひら 院長)による「骨盤位(逆子)治療に対する指圧の一例報告」、作田早苗氏(日本指圧研究所 りんでんマニピ指圧治療院 院長)による「視力回復に及ぼす指圧の効果をランドルト環で計測した中間報告」、石塚洋之氏(日本指圧専門学校 専任教員)による「陸上競技における指圧アンケート報告」が行われた。
 いずれも指圧の臨床効果に関するものであり、質疑応答では参加者との活発な議論が成された。

 実技研修は、新倉玄太氏(げんた治療院 院長)による「姿勢矯正に対する基本指圧を臨床で応用する方法」と、金子和人氏(バーディー指圧治療院 院長)による「嚥下困難者の頚部指圧」が行われた。前者は一般施術、後者は訪問施術で必要となる知識と技術であり、参加者全員が習得に励んでいた。

 次回の日本指圧学会冬季学術講習会は平成29年12月17日に開催予定である。

骨盤位(逆子)治療に対する指圧の一例報告

骨盤位(逆子)治療に対する指圧の一例報告

視力回復に及ぼす指圧の効果をランドルト環で計測した中間報告

視力回復に及ぼす指圧の効果をランドルト環で計測した中間報告

姿勢矯正に対する基本指圧を臨床で応用する方法

姿勢矯正に対する基本指圧を臨床で応用する方法

嚥下困難者の頚部指圧

嚥下困難者の頚部指圧