平成30年度日本指圧学会 総会・春季学術講習会 ・ 実技研修会が開催されました

 平成30年3月25日、明治大学和泉総合体育館の講義室並びにスポーツルームC(柔道場)にて、日本指圧学会総会、日本指圧学会春季学術大会・実技講習会が開催された。

 総会では平成29年度の日本指圧学会会計報告と事業報告、平成30年度の予算案と事業計画が提示され、いずれも会員からの承認を受けた。

 春季学術大会・実技講習会は午前と午後の2部構成でおこなわれた。午前の部では、学術講習会として、作田早苗氏(りんでんマニピ指圧治療院 院長)による、「80代女性 開腹手術後の円背矯正」、岡本京子氏(柿の木のある指圧治療院 院長)による、「全身指圧操作法による肩関節可動域改善の1症例」、宮下雅俊氏(世田谷指圧治療院てのひら 院長)による、「サッカー選手が腰椎分離症と診断されたケースに対する指圧治療」という3題の症例報告が行われた。いずれの報告においても、発表後の質疑応答において参加者との活発な議論が成された。

 午後の部では、実技講習会として、金子泰隆氏(日本指圧専門学校 専任教員)による、「腰痛症のパターンと治療手技」、井上寿男氏(いのうえ指圧 院長)による、「背部掌圧による全身操作」が行われた。いずれの講習も臨床に直接応用できるものであり、参加者全員が熱心に取り組んでいた。

 次回の日本指圧学会夏季学術大会・実技講習会は、平成30年7月22日に開催予定である。

「80代女性 開腹手術後の円背矯正」

「80代女性 開腹手術後の円背矯正」

「全身指圧操作法による肩関節可動域改善の1症例」

「全身指圧操作法による肩関節可動域改善の1症例」

「サッカー選手が腰椎分離症と診断されたケースに対する指圧治療」

「サッカー選手が腰椎分離症と診断されたケースに対する指圧治療」

「腰痛症のパターンと治療手技」

「腰痛症のパターンと治療手技」

「背部掌圧による全身操作」

「背部掌圧による全身操作」

参加者記念撮影

参加者記念撮影