平成29年12月17日、明治大学和泉総合体育館の講義室並びにスポーツルームC(柔道場)にて、日本指圧学会冬季学術大会/実技講習会が開催された。午前中に学術講習会、午後に実技講習会の2部構成で行われた。
学術講習会は、菅谷愛氏(日本指圧専門学校 59期生)による「成人女性における腹部指圧の生理的・心理的効果」、本多剛氏(日本指圧専門学校 専任教員)による「富山県南砺市指圧ボランティアアンケート報告」、大木慎平氏(日本指圧専門学校 専任教員)による「坐位指圧が心理面・生理面に与える影響の検証」の3題が発表された。いずれも参加者の関心が高く、活発な議論が成された。
実技講習会は、徳元大輔氏(きりん堂指圧治療院 院長)による、「臨床で役立つ基本指圧・各種圧法の応用」と、石塚洋之氏(日本指圧専門学校 専任教員)による、「シンスプリントの病態とその評価に応じたアプローチ」の2題が行われた。いずれも臨床に直結する技術であり、参加者揃って習得に励んだ。
次回は平成30年度日本指圧学会総会/春季学術大会/実技講習会が、平成30年3月25日に開催予定である。