平成30年度日本指圧学会 夏季学術講習会 ・ 実技研修会が開催されました

 平成30年7月22日、明治大学和泉総合体育館の講義室並びにスポーツルームC(柔道場)にて、日本指圧学会夏季学術講習会・実技研修会が開催された。

 内容は、午前中に学術講習、午後に実技研修という2部構成であった。

 学術講習は、「臨床でのリスク管理」についてのシンポジウムとして、 宮下雅俊氏(世田谷指圧治療院てのひら代々木駅前店 院長)による「初診患者で緊急での治療を行うときのリスクを回避する、問診、望診、切診の診察法」、中盛祐貴子氏(祐泉指圧治療院 院長)による「前立腺がんに伴う圧迫骨折とリスク管理」が行われた。いずれのテーマも臨床の場で遭遇しうる事象であり、活発に議論が成された。

 実技研修は、午前のシンポジウムを踏まえて、宮下雅俊氏(世田谷指圧治療院てのひら代々木駅前店 院長)による「診断即治療 望診・切診による指圧実技」と、中盛祐貴子氏(祐泉指圧治療院 院長)による「圧迫骨折の臨床的アプローチとケア」が行われ、参加者が習得に励んだ。

 次回の日本指圧学会冬季学術講習会は平成30年12月16日に開催予定である。