平成28年度日本指圧学会 冬季学術講習会・実技講習会が開催されました

 平成 28 年 12 月 11 日、明治大学和泉総合体育館の講義室並びにスポーツルームC(柔道場)にて、日本指圧学会冬季学術大会・実技講習会が開催された。 午前中に研究発表、午後に実技講習会の2部構成で行われた。

 研究発表は、本多剛氏(日本指圧専門学校専任教員)による症例報告、「2 型糖尿病患者に対する基本指圧~全身操作の効果について~(第2報)」、大木慎平氏(日本指圧専門学校専任教員)による、「日本指圧学会作成の評価票に関する報告」、衞藤友親氏(明治大学体力トレーナー)による基礎研究、「前頚部指圧による唾液アミラーゼの変化」が行われた。
 いずれの発表も参加者の関心が高く、活発な議論が成された。

 実技講習会は、高岩伸好氏(医療法人 健和会柳原リハビリテーション病院)と、金子泰隆氏(日本指圧専門学校専任教員)の共演による、「L5~S1の腰椎椎間板ヘルニア急性期後の評価と指圧治療と理学療法」が行われた。
 前半は6グループに分かれてのワークショップ形式で行われ、患者に対して専門用語を使わずに病態をわかりやすく説明する手法についてグループごとのプレゼンテーションを踏まえてディスカッションした。
 後半は腰椎椎間板ヘルニアの指圧治療について実践的な手技が紹介され、技術習得に励んだ。

 次回は平成29年度日本指圧学会総会・春季学術大会・実技講習会が、平成29年3月26日に開催予定である。

「2型糖尿病患者に対する基本指圧~全身操作の効果について~(第2報)」

「2型糖尿病患者に対する基本指圧~全身操作の効果について~(第2報)」本多剛氏(日本指圧専門学校専任教員)

「日本指圧学会作成の評価票に関する報告」

「日本指圧学会作成の評価票に関する報告」大木慎平氏(日本指圧専門学校専任教員)

「前頚部指圧による唾液アミラーゼの変化」

「前頚部指圧による唾液アミラーゼの変化」衞藤友親氏(明治大学体力トレーナー)

「L5~S1の腰椎椎間板ヘルニア急性期後の評価と指圧治療と理学療法」

「L5~S1の腰椎椎間板ヘルニア急性期後の評価と指圧治療と理学療法」高岩伸好氏(医療法人 健和会柳原リハビリテーション病院)、金子泰隆氏(日本指圧専門学校専任教員)